ランチ・カフェタイムからディナーまで楽しめるカフェと、そのカフェを運営する資産運用と保険商品を扱う会社のオフィス。エントランスを入ると右側がオフィス、左側がカフェ空間になっている。カフェはウェディング等のパーティーに利用できるよう、仕切りのない客席と、奥には永本冬森氏の絵が壁面に描かれた4つの個室がある。また通り側にはLED照明内蔵の白いターポリンメッシュシートで囲まれた広いウッドデッキ席があり、透けているようで透けていない不思議な感覚の空間になっている。夜は内臓のLED照明で、ターポリンメッシュシートの壁面全体がぼんやりと光ることで、日没後の通りからは白い外壁の建物とのコンビネーションで軽やかな印象を保ち、ウッドデッキスペースと店内から見える間接照明としての役割も果たしている。オフィスの入口は透明ガラス入りの細いスチールフレームサッシで区切ることで、内部の人の気配を感じられる様にして、少し存在感を与えた。入口入ってすぐ右側の個室は、やはりガラス入りのスチールサッシで区切り、会議や少人数での会食など、用途に依りブラインドでプライバシーを保てる様になっている。
AREA : | 鳥取県倉吉市 |
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DATA : | 2019年施工 鉄骨造(2階建1階テナント部分) 延床面積 211.95㎡ |
CLIENT : |
https://sevendayscafe.net/
https://www.realcoordinate.com/ |
CAFE, OFFICE, RESTAURANT