和牛の産地である鳥取県中部で、地元の上質な肉はもちろん、全国の産地からオーナー自らが厳選した良質の肉を提供する焼肉と韓国料理の専門店。市の中心部から外れた静かなエリアに建つお店は、かつて建築会社社屋だった建物の1F部分に厨房と客席を設けた。客席の壁と天井は、焼肉店特有の「油煙」対策も兼ね、全面ガルバリウム鋼板の波板貼りにしメンテナンス性を高め、各席は竹簾で仕切る事ができるよう、緩やかに個室化した。テーブル席の仕切は、LEDテープライトを内蔵し間接照明効果をもつターポリンメッシュシートに同店のシンボルとしてデザインした「炎マーク」をプリントしたもので仕切る事で、圧迫感を軽減すると供に「透けている様で透けていない」不思議な立体感のある空間になった。「炎マーク」がプリントされたターポリンメッシュシートは、建物の外壁にサインとしても使用し昼間と照明の灯る夜とで、違う表情になる。ちづやの「炎マーク」は同店系列店舗にも使用し、ロゴマークの様な存在にもなり同ブランドのオリジナリティーを表現する役割を果たしている。
AREA : | 鳥取県倉吉市 |
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DATA : | 2017年施工 鉄骨造(2階建) 延床面積 118.80㎡ |
CLIENT : | https://chizuya.site/ |
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